子どもの教育資金形成についてジュニアNISAを検討されている方も多いのではないでしょうか。
子どもの教育資金のためにジュニアNISA口座をSBI証券で開設しました。
「ジュニアNISA口座興味はあるけど難しそう…。」「ややこしそうで自分には無理かも」と思っていました。
しかし、実際に開設してみると・・・
結論!投資初心者でも手順通りに設定すればSBI証券でのジュニアNISA口座開設は難しくない!
ということが分かりました。
SBI証券でジュニアNISA口座を作るための申し込み方法や必要書類などを順番に説明していきます。
この記事がおすすめな人
- ジュニアNISAを検討している
- ジュニアNISA口座の作り方がわからない
- SBI証券でジュニアNISA口座の開設を考えている
ジュニアNISAとは
ジュニアNISAとは、子どもの教育資金などの資金形成をサポートするために導入された非課税制度です。
NISA自体、投資から得られる配当金や分配金に対して、通常約20%かかる税金がかからない制度になります。ジュニアNISAはNISAの子ども向けバージョンということになります。
利用できる人 | 日本に住んでいる0~19歳の人※2023年は0~17歳に年齢引き下げ |
非課税対象 | 株式、投資信託などの投資から得られる配当金や分配金や譲渡益 |
口座開設可能数 | 1人1口座 |
非課税投資枠 | 80万円 |
非課税期間 | 最長5年※2024年からは継続管理勘定へ移管 |
投資可能期間 | 2023年まで |
運営管理者 | 口座開設本人(未成年者)の2親等以内の親族(親や祖父母など) |
払い出し | 18歳までは払い出し制限あり※2024年からは非課税での払い出し可能 |
2023年で終了し、その後は継続管理勘定へ移管
ジュニアNISAは2023年度末で終了するため、それ以降はジュニアNISA口座で新規の買い付けができなくなります。
2023年度までに買い付けた資産については、非課税で運用できる継続管理勘定という口座へ移されてそのまま継続して運用されます。
ジュニアNISA口座をSBI証券で開設した理由
ジュニアNISA口座を作るにあたって楽天証券とSBI証券の2択で悩みました。
楽天証券ではジュニアNISAでポイント還元がない
楽天証券であればお得なポイント還元があるかと期待したのですが、ジュニアNISAを購入するにあたってはポイント還元がありません。
SBI証券は選べる商品数が多い
SBI証券はネット証券会社の中ではSBI証券が外国株やIPOなどの種類が豊富です。
「いずれ株のことを勉強して、他の商品を購入することが出てくるかもしれない。そうなったときに選べる種類が多い方がいい」と考え、SBI証券を選びました。
SBI証券にジュニアNISAの口座開設を行う
SBI証券でジュニアNISA口座を開設する場合は、まず親権者もSBI証券で口座開設する必要があります。親権者がまだ口座開設していない場合は、まず口座開設を行いましょう。
親権者の口座開設完了後、SBI証券のHPからジュニアNISAの書類請求を行います。書類請求している間に、必要なものをそろえておく必要があります。書類が届いたら必要事項を記入し、返送します。
申し込みの入力について
入力の仕方を順番に解説していきます。
口座の名義人となる子どもの情報を入力

既婚の場合は未成年口座の開設や取引ができないので注意しましょう。取引主体は15歳未満であれば親権者が主体となります。
同意についてにチェックを入れて次に進みます。
基本情報入力

まずは名前や住所などの連絡先を順番に入れていきましょう。
特定口座の選択について
次に特定口座の選択です。ジュニアNISA口座を開設するためには、基本的に投資商品を買うための口座を開設する必要があります。

特定口座の選択については、開設する(源泉徴収あり)、開設する(源泉徴収なし)、開設しない(一般口座)の3つの選択肢があります。
<div class=”concept-box6″><p>気になる人は下記のメリットデメリットを要チェック。変更したい場合も、その年の源泉徴収分は変更できないけど、次の年からの分はネット上で簡単に変更できるからホームページを確認してみてください。</p></div>
特定口座を開設する (源泉徴収あり) |
特定口座を開設する (源泉徴収なし) |
開設しない (一般口座を開設) |
|
メリット | ・確定申告が不要。 ・利益が所得にならないため、扶養控除などから外れる心配はない |
申告不要な年間20万以下の所得について源泉徴収されない | 特になし |
デメリット | 年間20万円以下の利益でも源泉徴収される | ・年間20万以上の利益があると確定申告が必要。 ・確定申告することで所得とみなされるため扶養控除などが外れる可能性がある ・利益が年間20年以下であっても住民税の申告が必要 |
確定申告する際の計算や必要書類を自分で作成する必要がある。 |
おススメタイプ | ・投資初心者 ・長期で投資する人 |
短期で投資する人 | 基本的におススメしない |
配当通算受入の選択について

配当通算受入の選択については、特定口座(源泉徴収あり)へ配当を受け入れるにチェックを入れておきましょう。そうすることで、配当金についても確定申告不要となります。
投資に関するアンケート

この辺は特に気にせず当てはまるものを埋めていきましょう。
振込金融機関口座

売却益などが出た際証券口座に振り込まれますが、実際にお金を引き出すためには、証券口座からさらに銀行口座へ振り込んでもらう必要があります。子ども名義の銀行口座を登録しましょう。
我が家はゆうちょダイレクトが使いたかったので、ゆうちょ銀行に子どもの口座を作ることにしました。
配当金受領方式については、ジュニアNISAを利用するためには株式数比例配分方式を選択する必要があるので選択します。
未成年者の職業、世帯主の情報

次に未成年者の職業と世帯主の情報登録です。世帯主については子どもが一人で住んでいる場合などは子どもが世帯主となります。
インサイダー登録

世帯主や配偶者、子どもが上場企業に勤めている場合はインサイダー登録をしておく必要があります。上場企業に勤めていて退職した場合でも、退職してから1年間はインサイダー扱いになるので登録しておくようにしましょう。
口座開設のために必要なもの
振込先金融機関口座
子ども名義の通帳が必要です。証券口座から振り込まれる用の銀行口座になります。
印鑑
親権者の印鑑が必要になります。認印でも大丈夫です。上記の振込先金融機関口座の届出印と一緒でなくても構いません。
本人確認書類
親権者
マイナンバーが記載された物(個人番号カード、通知カード)+本人確認書類(運転免許証、健康保険証、年金手帳、パスポートなど)が必要です。※通知カードの場合は本人確認書類が2点必要
通知カード+顔写真付きの本人確認書類(パスポートなど)or顔写真なしの本人確認書類(健康保険証、住民票など)2点orマイナンバーカード
どのくらいでNISA口座が作れるの
生まれてすぐにジュニアNISA口座を作ろうとすると、子ども名義の銀行口座や保険証などの本人確認書類をそろえないといけません。1か月ほどかかるので、想定しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ジュニアNISA口座の開設は難しそうにみえて、やってみると簡単です。
2023年で終了してしまうので、検討されている方は早めに開設しましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今日はここまで☆