家事の負担を減らすために食器洗浄機が欲しいと考えている方多いのではないでしょうか?
自分の家に食洗器を置くとしたらどの場所にどんな使い方をするかなど、イメージすることが必要です。
持ち家なのか賃貸なのか、家族の人数によって合う食洗器が違います。
今回は据え置き食器洗浄機の購入する前に抑えておくポイント5選をまとめました。
結論!食器洗浄機の購入する前に知っておくべき5つのポイントは・・・
- 食器洗浄機を使うメリット
- デメリット
- 使い方を明確にする(全部洗う、ちょっとだけ洗うなど)
- 容量サイズを確認
- 自分の家に分岐水栓は設置できるか
になります。詳しく解説していきましょう。
この記事はこんな人におススメ
- 据え置き型食器洗浄機の購入を検討している人
- 毎日の家事の負担を減らしたい人
- どの食器洗浄機を購入するか迷っている人
①食器洗浄機を使うメリット
食器洗浄機を導入するとメリットがたくさんあります。
時間が有効活用できる
毎日夕食後、お皿を洗うときは30分くらい、年間にすると182時間も時間がとられます。
食器だけではなく、昼間に食べたお弁当箱や水筒、炊飯器のお釜、お鍋など夕食後の皿洗いの量特に多く、その分時間がかかります。
皿洗いに時間をとられてしまうと食後にみんなで好きなテレビ番組が一緒に見れなかったり、子どもと遊ぶ時間が作れなかったり、どうにか効率的にできないだろうかと考えていました。
手洗いよりきれいに洗える
手洗いで洗っているとどうしても、洗い残しがあります。
冬はお湯を使わないと油汚れが取れず、二度洗いが必要な時もあります。
なかなか落ちない汚れについては、力を入れてごしごし洗わないといけない時もあります。
食器用洗剤に比べて、食器洗浄機用の洗剤は洗浄力が強いものを使うため、きれいに汚れが落ちます。
合わせて食器洗浄機によっては高温で洗いあげてくれるので油汚れなどもきれいに落としてくれます。
手荒れから解放される
手洗いの人は洗剤負けして、手が荒れる人も少なくないのではないでしょうか。
食洗器を使うと洗剤を使ってお皿を洗うことが少ないので、手荒れの心配から解消されます。
②デメリット
メリットばかりではなく、デメリットもあります。
購入を検討している人はデメリットも踏まえたうえで、検討しましょう。
予洗いが必要
食器洗浄機メーカーの多くは予洗いしてから、食器洗浄機で洗うことを推奨しています。
汚れがこびりついたものは、そのまま食器洗浄機で洗っても落とせないことが多いです。
食器洗浄機で洗うと、手洗いより少ない水で洗えますが、予洗いする水道代はかかります。
定期的に掃除が必要
毎日食器を洗うと、残菜フィルターにゴミや汚れがたまってくるので掃除をしなければなりません。
ゴミをためると故障の原因や汚れが食器についてしまいます。
思っているよりも食器が入らない
家電量販店に何度か足を運んだり、YouTubeでいろんな種類の食器洗浄機のレビュー動画を見ましたが、自分が思っているよりも入りません。
目安の食器点数も書かれていますがその通りには入らないことがほとんどでした。
また、食器の入れ方をちゃんとしないときれいに洗えないし、量も入りません。きれいに入れるには慣れしかありません。
③使い方を明確にする
『できるだけ多くの洗い物を食器洗浄機で洗いたい』『食器類だけ食器洗浄機で洗ってなべ物など大きなものは手洗いにする』など、どういった使い方をするかで検討する容量自体も変わってきます。
④容量・サイズを確認
容量と自宅に置くサイズを確認しておきましょう。
食洗器の大容量モデルの家族4~5人分、家族3~4人分、家族1~2人分の食洗器があります。
配置場所についてはキッチンにどのくらいのスペースがあるのかを確認しましょう。
食器洗浄機本体のサイズ確認だけではなく、扉を開けた状態でもサイズを測っておきましょう。
シンクからの導線を考えておく場所を検討する方がのちのち使いやすくて便利です。
⑤分岐水栓orタンク式?
水道にホースを直接取り付ける分岐水栓と水を食器洗浄機自体に入れておくタンク式があります。
家の作りや賃貸によっては分岐水栓の取り付けが難しいので、状況に合わせたものを選びましょう。
賃貸には分岐水栓設置できない?
賃貸の場合でも、食器洗浄機の設置のため分岐水栓の取り付けを許可してくれる大家さんや管理会社も増えてきています。
ただし、「水道が故障した場合などは実費で修理が必要」と言われることも多いので、取り付ける際は故障時に自己責任で修理することを頭に入れておきましょう。
分岐水栓型を購入する場合は、本体代金のほかに分岐水栓の部品代や設置工事を頼む場合は工事費がかかります。
食洗器をメーカー別に比較
食洗器はメーカーごとに特徴が違います。
※Panasonicにはほかにも種類がありましたが、今回は分岐水栓型とタンク型物も一種類ずつあげています。
Panasonic NP-TH4 |
Panasonic NP-TSP1 |
AQUA | siroca | サンコー | |
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食器点数 | 40(4~5人) | 24(3~4人) | 24(3~4人) | 16(1~3人用) | 16(1~3人用) |
本体寸法 | 550×344×598 | 550×341×720 | 485×390×475 | 420×435×435 | 425×455×410 |
給水方法 | 分岐水栓 | 分岐水栓・タンク | 分岐水栓 | 分岐水栓・タンク | 分岐水栓・タンク |
洗浄の特徴 | ストリーム除菌洗浄 80℃すすぎ |
ストリーム除菌洗浄 80℃すすぎ |
クワトロシャワー洗浄 72℃すすぎ |
高圧、360°洗浄70℃すすぎ | 上下囲み洗い50℃すすぎ |
乾燥の特徴 | ヒーター | ヒーター | 送風 | 送風 | ヒーター |
運転時間(標準コース) | 84分 | 93分 | 106分 | 90分 | 129分 |
光熱費 | 約23.7円 | 約20.2円 | 約12.8円 | 約20.2円 | 1日/4時間約91.8円 |
価格 | 84,000 ~ 86,000円 | 83,160 | 45,000~60,000円 | 約38,000~50,000円 | 29,800 |
いい点 | たくさん入る80℃洗いのためきれいに洗える | 分岐水栓・タンクどちらでも使える。給水口が下にあるので入れやすい 80℃洗いのためきれいに洗える |
値段が手ごろ ガラスで中が見えやすい |
分岐水栓・タンクどちらでも使えるのでどこでも使える 値段が手ごろ |
分岐水栓・タンクどちらでも使えるのでどこでも使える 値段が手ごろ ガラスで中が見えやすい |
悪い点 | 値段が高い | 値段が高い | 扉が上に開くタイプなので上の場所をとる | 給水口が上にあるため給水が大変。 | 給水口が上にあるため給水が大変。 |
Panasonicが一番人気がありますが、お値段も高めのものが多いです。AQUAやsiroca、サンコーは値段が安く、スタイリッシュでおしゃれです。
【おまけ】Panasonic大容量モデルでさらに比較
現在(2022.1月時点)大容量(家族4~5人分)の据え置きタイプの食器洗浄機はPanasonicしか販売していません。
そこでPanasonicの大容量タイプの食器洗浄機をさらに比較し、検討しました。
Panasonicの大容量モデルはこの3つ
NP-TZ300 | NP-TH4 | NP-TA4 | |
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|
食器点数 | 40 | 40 | 40 |
サイズ | 550×344×598 | 550×344×598 | 550×344×598 |
価格 | 99,000円 | 84,000 ~ 86,000円 | 72,000~73,180円 |
カラー | ホワイト、シルバー | ホワイト、サンディベージュ | ホワイトのみ |
ナノイー送風 ※洗浄や乾燥運転後、自動的に24時間「ナノイー X」を送風し、庫内を除菌 |
〇 | × | × |
80℃すすぎ | 〇 | 〇 | × |
汚れレベル | 1~5 | 1~3 | 1~3 |
低温ソフト ※熱に弱い耐熱温度60℃のプラスチック容器も洗える |
〇 | 〇 | × |
AIエコナビ ※汚れレベル2~4の時に水温等に合わせて電力や時間を削減し、エコ運転に努める |
〇 | 〇 | × |
自動ドアオープン | 〇 | × | × |
運転時間 | 84分 | 84分 | 84分 |
運転音 | 36㏈/38㏈ | 37㏈/39㏈ | 38㏈/40㏈ |
NP-TZ300はスペックは文句なし!でも値段も高い
NP-TZ300は新しい製品ともあって他の製品に比べて機能面は一番充実しています。
他の2つの食器洗浄機にはない、汚れレベルが細かく設定できるところやナノイーXで庫内や食器を除菌してくれる機能がついています。
そして手をかざすだけで自動で扉を開けてくれる機能が搭載されています。
手が汚れていても食器洗浄機に触れずに開けることができるのは便利です。
しかし、一番ネックなのは、値段が高いことです。
・庫内や食器の除菌を徹底したい人
・食器洗浄機の扉をスムーズに開けたい人
・洗浄レベルを細かく設定したい人
NP-TH4は値段も機能もそこそこ
NP-TH4はPanasonicの大容量モデルでは2番目に新しいものです。
ナノイーX送風や自動開閉機能はありませんが、80℃すすぎやAIエコナビを搭載したモデルになっています。
値段は決して安くはありませんが、NP-TZ300より少しだけ安いです。
・80℃の高温でしっかり洗いたい
・低温ソフト洗いが必要なプラスティックの食器が多い

NP-TA4は大容量タイプの中で一番人気
大容量タイプの中では一番人気なのがこのNPーTA4です。
80℃すすぎはついていないですが、50~70℃の温度ですすいでくれるので問題なくきれいになります。
値段も3台の中では一番安いです。
他の2つと違い、低温洗いがついていないので陶器の食器洗いがメインの人は使い勝手がいいでしょう。
・大容量タイプの食器洗浄機をできるだけ安くで購入したい
・低温ソフト洗いが必要なプラスティックの食器が少ない
まとめ
いかがでしたか?
毎日の家事の負担を楽にしてくれる食器洗浄機。
せっかく買うならしっかり検討して後悔ないようにしたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今日はここまで☆