子どもの安全を守ってくれるチャイルドシート。実は見えない汚れがたくさんついているって知っていましたか?
「汚れをおとしてきれいにしたい!」「でもチャイルドシートって洗えるの?」そう思っている人も多いのではないでしょうか。
具体的に洗うのに何が必要か、洗い方の手順とか一緒に確認していきましょう。
この記事はこんな人におススメ
- チャイルドシートを洗っていない人
- チャイルドシートの掃除を考えている人
- チャイルドシートを掃除するために何が必要か知りたい人
チャイルドシートは目に見えないだけで雑菌がいっぱい!

チャイルドシートは子どもの命を守る必須アイテムです。
日常使用していると、子どもの吐き戻しやおむつが漏れ、汗などして汚れることもしばしば・・・。
知らない間にカビが生えているケースもあります。目に見える汚れも多いですが、汗やカビなどは目に見えない汚れがほとんどです。
雑菌だらけのチャイルドシートを使用し続けると体調を崩したり、肌トラブルにもなりかねません。
どのくらいの頻度で洗えばいいの?

2か月に1回の頻度で洗うのが理想です。
なかなか忙しくてそんなに洗えないという方は、最低でも半年に1回洗うようにしましょう。
特に夏場は服装的にも肌の露出も多く汗をかきやすいため、見えない汚れがついています。
車内の温度も上がって、菌の繁殖も活発になるためこまめに掃除しましょう。
チャイルドシートを掃除するために必要なもの
実際にチャイルドシートを掃除する時に必要なものを確認していきましょう。
- チャイルドシートの取り扱い説明書(取り外せる箇所等の確認)
- スマホ(取り外す前の写真や動画を撮る)
- 重曹またはオキシクリーン(パッドを洗う用)
- 洗濯洗剤(パッドを洗う用)
- 中性洗剤などを使ったスプレー洗剤(チャイルドシート本体を拭く)
- 本体やベルトを拭く布やキッチンペーパーなど
- 綿棒もしくは歯ブラシなど(チャイルドシート本体に使う)
- 工具プラスドライバー、マイナスドライバー ※ベルトなどの取り外しの際に必要な場合があるので念のため
チャイルドシートを掃除していく手順
写真・動画を撮る

まずはお手持ちのチャイルドシートの取扱説明書を確認してみましょう。どの部分が取り外し可能か、どうやって取り外すかなどが書かれています。
取り外す前に携帯などで本体の写真や動画を撮っておくと、どんな感じで装着されていたか組み立てるときにわかりやすくなるのでおススメです。
取り外す

取り外しが可能か確認しながら、取り外ししていきます。
チャイルドシートよっては工具があった方が取り外しがしやすい場合があります。プラスドライバーなどがあれば安心です。
パッドを洗って干す
80℃のお湯につけこみ、重曹やオキシクリーンをかけて30分以上放置します。すると汚れが浮いてきます。

30分以上つけおきをした後、一度洗い流して洗濯洗剤でもみ洗いします。
もみ洗いした後は洗濯機の脱水コースで脱水します。今回は6分間脱水コースでまわしました。
パッドを傷めないかが心配な方はネットに入れて脱水にかけてください。

その後天日干しをします。
乾燥機の使用は熱でパッドが痛む可能性があるのでやめましょう。
本体を拭き上げる

カバーを外した後の本体もきれいにしていきます。
まず、プラスチック部分にスプレー洗剤をかけて拭いていきます。
きつい洗剤だと本体が痛んでしまったり、子どもの肌荒れなどを引き起こす可能性があるので、必ず刺激の少ない中性洗剤やアルカリ電解水などを使用しましょう。

細かい箇所は綿棒や歯ブラシで汚れを取っていきます。

月齢が低い子どもがよく口に入れる可能性のあるベルトはウタマロクリーナーを水で薄めたもので拭いた後に、念のためさらにもう一度水拭きをして乾かします。
チャイルドシートによっては金具がついていないものもあります。その場合は拭くのではなく水洗いする方法もあります。
お手持ちのチャイルドシートを確認してみてください。
組み立てていく

洗ったパッドや拭いたベルトなどが乾いたら本体に装着していきます。
取扱説明書と初めに取った写真を見ながら、パッドをつけていきます。
ベルトの向きなどを確認しないとねじれて装着してしまうことがあるので注意しましょう。
カビ汚れの取り方
食べかすや汗などの汚れを長い間放置することによって、チャイルドシートに目立つようにカビが生えてしまうことも!
取り外せる部品のカビ取り方法
取り外せる部品にカビが生えている場合は酸素系漂白剤を使用します。
使い方は以下の通りになっています。
- 50℃以上のお湯に酸素系漂白剤を加える。(熱湯は×)
- ①の中にカビを生えた部分を1時間漬け込む。
- 1時間後にカビが取れたか確認。汚れがひどい場合は歯ブラシなどでこすり落とす。
- 汚れが取れた後は通常通り洗濯機で洗う。
取り外せない部品のカビ取り方法
取り外せない部品には、消毒用のエタノールを使ってカビ取りしていきます。
手順は以下の通りです。
- 消毒用のエタノールを乾いたタオルにしみこませます。
- カビ汚れが付いた部分に①を使ってたたくように拭きます。
- 直接日光が当たらない、風通しのいい場所で乾かします。
なかなか洗うのが難しい場合は?
ベビーカーシートを使う
ベビーカーシートを敷くことによって、シート本体に汚れが付くのを防げます。
汚れてもベビーカーシート自体を洗えるのでとても便利です。そのためチャイルドシートを洗う頻度を少なくできます。
最近では夏場は冷感素材や保冷剤を入れられるものや、冬場はあったかい素材を使ったものなどいろんな種類のシートが出ています。
その時期によって使い分けられるのもうれしいですね。
クリーニングに出す
クリーニング店によってはチャイルドシートをクリーニングしてくれるところがあります。
専用に機械でシミ抜きや丸洗いしてくれるので、とてもきれいになります。
チャイルドシートをお店にもっていくのが難しい場合は、宅配で送る方法や引き取りに来てくれるところもあります。
クリーニング中に代替え品をレンタルできるところもあるなど、ニーズに合わせて利用できます。クリーニング代は約5,000~6,000円ほど、送料をいれても約1万円以内です。
忙しくてチャイルドシートを洗えない人や業者に頼んでしっかり汚れを落としたい人にはおススメです。
まとめ
いかがでしたか?
忘れがちなチャイルドシートの掃除ですが、洗った後は汚れがきれいに落ちて達成感でいっぱいになりました。
子どもが快適に車に乗るため、これからもきれいに保ちたいですね。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
今日はここまで☆